バーチャルアイドルのはなし

来週から春松竹がはじまるにあたって、大橋くんに手紙を書こうと思ったけれど何から書いたらいいかわからず手が止まってしまったので、頭を整理するためにブログを書いてみようと思う。

 


「未来を切り開いていく」ことは、

「新しい世界に足を踏み入れる」ことは、

「前例のないことに挑む」ことは、

言葉にすればかっこいいけれど、想像以上に不安でいっぱいだし、想像以上に簡単なことではないらしい。

 

 

 

ずっと応援している大好きな私の自担、大橋和也くんが2019年2月19日、バーチャルアイドルになった。

 


正直、ジャニーズがバーチャルアイドルに参入!の記事を見たとき、ジュニアが声を担当するということも知っていたけれど大橋くんの顔は本当に可愛いから、2次元にする必要はないと思ったし、大橋くんの魅力の一つでもあるあの圧倒的なダンスはバーチャルアイドルで表せるものではないから、だから大橋くんには関係のない話だろうなと思っていた。

 

 

 

だからバーチャルアイドルに大橋くんがなると知ったとき、頭が真っ白になって、眩暈がして、吐き気がして、どうして大橋くんなんだろう、と思ったし、

バーチャルアイドルデビューさせるくらいなら、本物のJrデビューさせてよ、成功するわけない」って

過去の自分の言葉が本当に重くのしかかってきた。

 

 

 

放心状態のままyoutubeに上がっていた紹介VTRも見てみたけれど、そこには大橋和也じゃなくて大好きな大橋くんの声をしている苺谷星空くんがいたし、アイドルとしてデビューを目指しているところ、プリンが大好きなところ、大橋くんにそっくりなのに誕生日だって名前だって身長だって歳だって違う。そんな苺谷星空くんを見ていると、大橋くんが否定されているような気がして、

たくさんの友達の「おめでとう!すごい!」を受け入れることはできないというよりはおめでとうなのかもよく分からないそんな状況だった。

私は捻くれてるから、どうせ自担じゃなくてよかった、くらい思ってるんでしょ、って思っていた。

 

 

それでも今日の夜は生配信をするとの文字。

 


よく分からないけれどSHOWROOMをダウンロードして、よく分からないけれど星をたくさん集めた

 


初日の配信、丈くん演じる海堂飛鳥くんの時間はコメントが止まっちゃったりしてバタバタしていたのに丈くんらしくまとめ上げている姿を見て、本当に大橋くん大丈夫なのかな?これ行ける?って思ったけれど、

大橋くん演じる苺谷星空くんはそれまで半日悩んでいたこと全て忘れてしまうほどにただただ楽しくて、面白くて、腹筋よじれるか思うくらい笑った。

 


数年前まで松竹でもラジオでも大橋くんの声聞こえるかな?喋ってるかな?なんて思っていたのに

喋りがとっても苦手やねん。って、喋りが課題や。って話していたのに、

いつの間に、もう30分!時間が足りない!と言えるほどに喋り続けれるようになったんだろう。

昨年5月からのラジオのレギュラー関バリも、

それより前から自分たちでやっていたというラジオの練習も

スタッフの方に勧められて始めたという読書も、

頑張りは嘘をつかないなあと思った。

 


「天才」とよく配信内で言われてるけど、天性の才能というよりは、

きっと今まで積み上げてきた色々な努力や頑張りの成果、だと思う。言葉選びは天才だけど。

 


また大橋くんのことが大好きになった。

 

 

 

今までは、ミュージカルだったり舞台だったり、ラジオのレギュラーや雑誌の表紙「やりたい」と言っていたものを一つずつ叶えてきた二人、そしてその姿をずっと応援してきたけれど

バーチャルアイドルは「掴み取った新しい世界」

 


2月の頭にこれからは新しいことだって切り開くのだろうなんて言っておきながら、

いざ、ジャニーズ初のバーチャルアイドルなんて言われると、あまりにも知らない世界の話すぎて、これからどうなっていくのか分からなくて、不安でいっぱいになる。

こんなもうしょぼしょぼ地方住みど新規オタクですらそう思うのに、

一体大橋くんや丈くんはどれだけの気持ちを抱えてこのバーチャルアイドルに取り組んでいるんだろう

 

 

 

あのSHOWROOMでの話は苺谷星空と海堂飛鳥の毎日の話で、嘘の話で固められている。

だけど、「アイドルデビューしたい」という苺谷星空くんの言葉を都合よく切り取って、

勝手に3次元の大橋和也として配信を見てしまっている自分がいる。そうやって不安を取り除こうともしたけれど、

「苺谷星空でーーーす」の言葉で苺ちゃんは急に2次元に行ってしまうし、大橋くんは次元を超えて遠い存在になってしまう。

双方向にコミュニケーションをとることができるSHOWROOMは苺谷星空を挟むことで

遠くて近い、そして近くて遠い存在になったと思う。だけどきっとそれでよかった。

顔だして毎日配信されていて、課金して、ってやってたらきっと疲れ果ててしまっていたと思う。

 

 

 

あの日から今日で13日目、海堂飛鳥も苺谷星空も毎晩SHOWROOMで生配信を行っている。

だんだん星を集めるのにも慣れてきた。

今まで私の堕落した生活では気づけば夜の1:00だったのに21:30には部屋にこもってスタンバイするようになった。

ちょっぴり人付き合いが悪くなってしまった。

だけど毎日一日のうちの一番の笑いを楽しみを二人は私に与えてくれている。

ずっと笑っていて、身振り手振りをして指差しまくりの苺谷星空くんの後ろの大橋和也くんを感じられるのが本当に愛しい。

海堂飛鳥と苺谷星空を通して、藤原丈一郎くんと大橋和也くんを知ってくれる人も増えているような気がする。

毎日丈くんと大橋くんとそしてきっとたくさんの大人の人と反省会をしてノートが文字でいっぱいになっているらしい。

 

 

 

もしいつかSHOWROOMが嫌になってしまったら、見なければいいだけの話。

もしかしたらいつか毎日投げているこの星が自分の思い描いたものとは

違う方向に行ってしまうときが来るならその時は星を投げなければいいだけの話。

 


だけど今は目の前の大橋くんのお仕事を成功させたいその一心で星を投げるしかないし、

毎日ランキングは1位であってほしいし、ポイントも見ている人の数も減ったと思って欲しくないから、

少しでも大橋和也くんは最高だ~って知ってほしいから、今日も星を投げていくしかできないんだよなあ。

 

 

 

大橋くんや丈くんは夜ご飯だって友達と食べに行きたいだろうに毎日こうやって配信を行うことでその時間も奪ってしまってごめんね。

キャラじゃない言いたくないような言葉もたくさん言わないといけないのかも知れない。表情が読めないからそこは掴めないけど。もしそうだったらごめんね。

 


毎日これから配信するとみたけれど、3月には1ヶ月春の松竹座でのコンサート、

6月には全国を回るミュージカル、リューンの再演も控えているから5月はきっとまたお稽古に明け暮れる毎日が来るのだろう。

だから頭のどこかで、ずっとこの日々が続くのではないのだろうななんて思ってはいるけれど、

だけどジャニーズ初として、一番最初として、新しい道を切り開こうとする二人の背中を力強く押してあげたいな。

 

 

 

苺谷星空と海堂飛鳥の目標はアイドルデビューやワンマンライブと書いてあるけれど

それは果たして大橋くんの夢の一つでもあるデビューと同じ意味なのかな?

っていうか2次元でも3次元でもデビューって、あーあもうどうしたらデビューなの!デビューってなに!

 

 

 

ま、それはそうなった時に考えればいいや。

身体には気をつけてね。毎日ありがとう。楽しいよ。ごめんね。